めもぱんだですよー。
骨伝導イヤホンを選ぶときにチェックすべき項目を解説していくよ。
先に言っておくけれども骨伝導イヤホンを選ぶなら、アフタ―ショックス(aftershockz)から選ぶか、格安のものを選ぶかのどちらかになると思うよ。
めもぱんだ的には色々紹介したいところだけれども、aftershockzに勝てるものがほぼないんだ。
※aftershockzは、2022年に社名を「Shokz」に変更しているよ。
記事中ではaftershockzと書いているけれども同じだからご安心。
メーカーの選び方
イヤホンメーカーといえばソニーやアップルなどを思い浮かべる人も多いと思うけれども、骨伝導イヤホンでは骨伝導専門のメーカーからしか販売がないから、全然違ってくるよ。
ここでは、代表的な2メーカーを紹介しておきますよ。
アフタ―ショックス(aftershockz)
アフタ―ショックス(aftershockz)は、2011年ニューヨークでVoxtech社が設立したブランド。
日本では、主にフォーカルポイントという商社がアフタ―ショックスブランドを販売している。
アフタ―ショックスは、骨伝導イヤホンを専門に開発していて、世界中で特許を取得している。
骨伝導イヤホンで、1番人気なのが「アフタ―ショックス(aftershockz)」。
2020年、日本で販売された骨伝導ヘッドホンの81.2%がaftershockzという異次元クラスの人気…。
aftershockzの骨伝導イヤホンは完璧で骨伝導の弱点である音漏れや音質といった点を全てカバーできている。
aftershockzシリーズは種類が豊富で人気の上昇につれて値段も下がる傾向にあるから、1番おすすめ。
基本的には、骨伝導イヤホンを買うならaftershockzの中から用途に合わせて好きな物を選べばOK。
ボコ(Boco)
ボコ(Boco)は、2015年設立の日本の東京に本社を置く骨伝導オーディオ機器専門のメーカー。
イヤーズオープン(earsopen)という骨伝導イヤホンのブランドを展開している。
完全独立型(左右の耳に1個ずつつけるもの)やイヤーフック型のイヤホンを世界で初めて開発するなど、様々な形状の骨伝導イヤホンを展開していて、アフタ―ショックスにはない有線タイプの骨伝導イヤホンもあるよ。
ただ、耳に挟むタイプの骨伝導イヤホンが多くて、耳が痛くなりやすい、落としやすい、音質悪い、音漏れしやすい、など多くの欠点が目立つ。
めもぱんだとしては、ボコが悪いというよりアフタ―ショックスがすごすぎるという感じ。
アフタ―ショックスと同じような形状のヘッドセットタイプも販売しているけれども、価格が高く、性能は全てアフタ―ショックスに負けているからおすすめできない。ヘッドセットタイプを購入するならアフタ―ショックスしかない。
国産メーカーにこだわりたい人や、左右独立タイプ、有線タイプの骨伝導イヤホンが欲しい人にはおすすめできるかもしれない。2015年設立だからまだまだパワーがありそうで、今後の開発にも期待できそう。
音質で選ぶ
骨伝導イヤホンはまだまだ開発中ということもあって、カナル式イヤホンなどの通常のイヤホンと比較すると音質が良くないよ。
骨伝導だとイヤホン自体が震えるから震えやすい低音が特に出にくい。
安いものはベースの音がほとんど聴こえないものと思っておいたほうが良いよ。
だから、音質はあまり気にしていないという人でも、できれば高性能な骨伝導イヤホン(aftershockzなど)の購入をおすすめするよ。もしくは、返品できるお店でお安いのを買ってみるかだね。
音漏れ度合で選ぶ
骨伝導イヤホンは、骨伝導だけで音を出しているわけではなくて、空気を通す音も同時に出して補っているよ。
そして、耳に入れるタイプのイヤホンのように音を出す部分が耳の穴で密閉されているわけではないから、音漏れしやすいものが多いよ。
お安い骨伝導イヤホンの場合は、空気を通す音の比率が多くて、かなり音漏れが気になると思うから、使用できる場所が限られる。安いものの中には耳を塞ぐと音が聴こえなくなる詐欺賞品も…。
音漏れが気になる場合はやっぱりaftershockzの骨伝導イヤホンがおすすめだよ。
重量(軽さ)で選ぶ
骨伝導イヤホンは側頭部を押さえたり、耳にはさんだりするから、重量が重いと締め付け感を感じたり、耳が痛くなったりしやすくなるよ。
だから、ある程度は軽い商品を選ぼう。30グラム以下の製品がおすすめ。
防水性能で選ぶ
屋外でイヤホンを使う場合は雨で濡れても大丈夫な防水機能付きが嬉しいよね。
特に、ランニングなどのスポーツシーンで骨伝導イヤホンを検討している場合は、汗で濡れても破損する心配がないように最低限防滴機能を持った商品を選ぼう。
おすすめはやっぱりaftershockz…。
アフタ―ショックスのオープンスイム(OPENSWIM)は、完全防水でプールや海でも使える感動ものだよ。
※オープンスイム(OPENSWIM)は、元はエックストレーナーズ(XTRAINERZ)という名称で販売されていた製品で性能は全く同じだからXTRAINERZを持ってる人は間違えて買わないように注意!
Bluetoothではなく、オーディオプレイヤー内蔵だから近くにスマホがなくても電源を付けるだけで音楽が聴ける。容量は4GB。めもぱんだはBluetoothが面倒だし、雨でも聴きたいからコレが一番好き。
防水性能の解説も別記事でしているよ(*´▽`*)
OPENSWIMとSeaHorseの違い
aftershockzのOPENSWIMと同じく完全防水を持つ骨伝導イヤホンとしては、別メーカー(HACRAY)のSeaHorseという製品もあるよ。
seahorseは、aftershockzのパクリと言わざるを得ない商品ながら、メリットが多い。
- 完全防水
- 2400曲入る8GBストレージ
- 12時間再生
- Bluetoothでスマホからも曲再生
- 通話も可能
- 価格は1万
というOPENSWIMの完全上位互換に見えるハイスペック骨伝導イヤホン。
デメリットはデカくて太くて重いこと。35g。
また、Seahorseのコンセプトは「多機能骨伝導イヤホン」だから、商品説明では音質/音漏れ/音域/音量については一切触れない。そう、触れてはいけないのだ。
音楽の質は気にせず便利な骨伝導イヤホンが欲しいのであれば、選択肢に入るかも。
特に通話でよく使うなら雨の日でも心配無用で良さそう。
無線か有線かで選ぶ
一般的には、有線のほうが音質が良いと言われているけれども、骨伝導イヤホンにおいてはワイヤレスのaftershockzの音質の方が良いから、音質の都合で有線を選ぶ必要はないよ。
充電が面倒なら有線の骨伝導イヤホンも検討しよう(音質、音漏れに注意)。
形状で選ぶ
1番人気のaftershockzは側頭部から後頭部まで線が通るバンドタイプだから、寝ながら装着はできないし、首に掛けない場合は、けっこう大きいからバッグの収納に困ったりするよ。
そういう場合は、左右独立タイプの骨伝導イヤホンがよいよい(音質、音漏れに注意)。
メガネと併用できるものを選ぶ
メガネを付けている場合、耳掛けタイプのイヤホンは選択肢が限られてくるから大変だよね。
ランニングやサイクリングでサングラスを掛けたいという人もいるはず。
そういう場合は、前述のボコ(boco)の耳に挟むタイプの骨伝導イヤホンがおすすめ(音質、音漏れに注意)。
aftershockzもメガネと併用できるようには設計されていて、メガネと併用する場合は、aftershockzを耳に掛けてその上からメガネフレームを掛けることになるから違和感はあるかもしれないけれども併用は可能。
量販店などサンプルで併用できるか確認するか、返品できるネット通販で購入しよう。
ちなみに、メガネ(サングラス)と骨伝導イヤホンが一体になった商品もあるけれども、眼鏡としてもイヤホンとしてもイマイチで、音漏れがかなりひどいし、サイズが合わないことも多いからおすすめできるものではない。
価格で選ぶ
骨伝導イヤホンで安い値段というと、だいたい5000円から7000円くらいになるよ。安いけど高い。
aftershockzシリーズは16000円~20000円程度のものが多いから比較すると半額以下の価格で買えるということ。安いものを買うなら、音質や音漏れはガマンするしかない。
安くても音質や音漏れが比較的まともな骨伝導イヤホンを紹介しておくよ。
これ以外のイヤホンは「骨伝導」と称しているのに実際は骨伝導ではない詐欺商品もあるから要注意。ただの耳元用スピーカーを買ってしまうと音漏れ激しすぎて後悔しちゃうよ。
ちなみに、ゲオ(geo)で3000円くらいのオリジナルモデルの骨伝導イヤホンが販売されているけれども、音漏れがひどいし、既製品の安い骨伝導イヤホンにgeoの名前を付けただけのものだからおすすめはできないよ。
aftershockz openmove
ここでもアフタ―ショックスが登場…。
アフタ―ショックスのオープンムーブ(openmove)はエントリーモデルや廉価版というやつで、音質や音漏れはハイエンドモデルのエアロぺクス(aeropex)に劣るもののお安い骨伝導イヤホンの中ではまとも。
音質で言うとアンドロイドスマホのスピーカーから鳴るような音で、悪いというほどではない感じ。
価格は安くて7000円代。
まとめ
骨伝導イヤホンについては、基本的に国内シェア81.2%のアフタ―ショックス(aftershockz)の中から選ぶことになるよ。
音質や音漏れは気ならず、以下のような場合は他の選択肢もあり。