- 初心者向けピクロス攻略のコツ
中級者向けピクロス攻略のコツ - 上級者向けピクロス攻略のコツ
超上級!難問で行き詰るときの攻略法
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このページでは、上級テクニックや難問をクリアするための攻略方法を説明しているよ。
基礎的な解き方や中級者向けの算数をあまり使わない解き方は次のページ。
上級者向けピクロス攻略のコツ
難しい問題を解くための攻略方法を解説していくよ。
これが使えれば、ほとんどの問題は解けるはず。
小学校の算数をフルに使うから数字嫌いな人も頑張って!老化防止!
■を計算で特定する方法(上級編)
数字が複数あるラインで■を埋める方法を説明するよ。
この方法は、中級者向けに説明した方法と違って、ラインのマス数の半分より小さい数字でも使える。でも、ややこしいし、ちょっとだけ計算に時間がかかる。
例えば、10マスのラインとして、
「4 1 1」→□□■■□□□□□□
■=6、×=2で合計8マス、10-8=2 より大きい4は、左から2番目までは不明、3~4番目は■。
「2 4」→□□□□□□■□□□
■=6、×=1で合計7マス、10-7=3 より大きい4は、右から3番目までは不明、4番目は■。
「6 2」→□■■■■■□□■□
■=8、×=1で合計9マス、10-9=1 より大きい6は、左から1番目までは不明、2~6番目は■。
10-9=1より大きい2は、右から1番目までは不明、2番目は■。
となるよ。
複数の数字の組み合わせの場合も、どのパターンでも共通する■があれば埋められるということ。
計算するなら、(ラインのマス数-数字と区切り数の合計)より大きい数字は超えた数分だけ■で埋められるという感じ。
これは、どんな数字の組み合わせでも絶対の法則だから、超重要。
後述の応用編のやり方も合わせれば、大きい数字さえあれば、どんな並び方でもどこかを埋められるようになるよ。
もちろん×でラインが狭くなっているときも同じ考え方で使えるよ。
10マスで「2 1」のとき、
×××□□□□□×× → ×××□■□□□××
応用編
上記の方法を応用的に使えば以下のように埋められる場合もあるよ。
あまり使わないから無理して覚えずに使いたいときに説明を読んでみてね。
間に大きい数字が入るとき
10マスで「1 4 1」→□□□□■■□□□□
■=6、×=2で合計8マス、10-8=2 より大きい4は2マス■で埋められるはず。
まずは、絶対に4が入らないマスを除外してみよう。
両端に1があるから両端から2マスずつは4が入ることは絶対にないよ。
理由は、1が一番端になっていたとしたら、■×□□□□□□×■ になるから。
これで、4が入るマスは中央の6マス分に限られるから、あとは■が確定するマスを埋めよう。
□□□□□□ → □□■■□□
6-4=2より大きい4は、左から2番目までは不明、3~4番目までは■。
10マスに戻すと □□□□■■□□□□ になるよ。
大きい数字が連続しているとき
10マスで「2 2 1 1」→□■□□■□□□□□
■=6、×=3で合計9マス、10-9=1 より大きい2は、左から1番目までは不明、2番目は■。
→□■□□□□□□□□
そして、2つ目の2についても、1マスは■を埋められるはず。
まずは、2つ目の「2」が絶対に入らないマスを除外してみよう。
左側に別の2があるから左端から3マスは2つ目の「2」が入ることは絶対にないよ。
右側に1が2つあるから右端から4マスは2つ目の「2」が入ることは絶対にないよ。
理由は、2と1が一番端になっていたとしたら、■■×□□□×■×■ になるから。
これで、「2」が入るマスは中央の3マス分に限られるから、あとは■が確定するマスを埋めよう。
□□□ → □■□
3-2=1より大きい2は、左から1番目までは不明、2番目は■。
10マスに戻すと □■□□■□□□□□ になるよ。
簡単で確実なところから埋めていく
ピクロスは難しい問題になるほど、うっかり間違いが起きやすいよ。
1つでも間違えると修正するのがかなり大変で、最悪の場合リセットしないといけない。
慣れるまでは、初級者向け、中級者向けで説明したような比較的簡単な解き方を優先的に使って確実に進めていこう。
ここまでは絶対に間違っていないというセーブポイントを作っていけば、後で修正するのも楽になるよ。
超上級!難問で行き詰まったときのピクロス攻略のコツ
マス数の多いピクロス、数字の区切りが細かいピクロスなどの高難易度の問題が出た時に使える解き方を説明していくよ。
間違いにつながりやすい方法だから、どうしようもないときだけ使おう。
仮定法(仮置き)
どのマスも確実に埋められるところがないときは、分岐ルートをしらみつぶしにやっていく方法を使うよ。
とても大変。とても重要。
上の画像のようなピクロスを例題として説明するよ。
これ以上確定できるマスがなくて進めない状況。
(実際は横ライン最下段が全て埋められるのは秘密)
横ラインの最上段「3 2」に注目して、赤枠の分岐ルート2通りを仮定法で試してみることにしたよ。
まずは、左に■を埋めた場合を試したよ。
他の場所もどんどん埋めていった結果、右画像のように、矛盾点が出来てしまったよ。
「2 1 2 3」なのに「2 1 1 1 3」か「2 1 3 3」のどちらかしかできない。
つまり、左に■を埋める仮定が間違っていたということ。
間違っていたらそのマスが✕で確定するから無駄にはならないよ。
次に、右に■を埋めるパターンを試してみたよ。
左に■を埋めるのは間違っていたから、左は絶対に×になることが確定して、右に■が埋まることも確定しているね。
実際に進めてみた結果、右の画像のように全てのマスを埋めることができたよ。
この仮定法を使って■を仮置きしていけば、矛盾点を見つけた時点で間違っていると分かり、次の方法を試して矛盾点がなければ正解ということになるよ。
仮定法を上手に使うコツ
仮定法を使うときは、以下のポイントを意識してやってみよう。
- 分岐ルートが少ない仮定をする(できれば2択になるところ)
- ■を仮置きしたルートが間違っていた場合は仮置き部分は×で確定する
- 全部の分岐ルートで共通して■や×になる部分は確定になる
3つ目を使えるようになれば、実際に仮置きしてみなくても、どのパターンでも共通して■がはまる部分を見つけて埋められるようになり、解くのが早くなる。
難しい問題では、仮定法で進んだ先でさらに仮定法を使うこともあるかもしれないけれども、コツコツと進めて行けば必ず正解にたどりつけるはず。
修正しながら進める
間違いに気づかずに進んで行き詰ったときは、落ち着いて矛盾点を修正しながら進めよう。
矛盾点を修正するとさらに矛盾点ができるから、矛盾点がなくなるまで修正を繰り返すよ。
あまりに時間がかかる場合は、最初からやり直すほうが、早いことも。
イラストから推測する
パズル終盤でドットイラストの形が見えてきた場合やピクロスのタイトルからなんとなくイラストの形が分かっている場合は推測で埋めていくのもひとつの手。
■を埋めてなくても、問題によっては、数字の配置から形を推測できるよ。
円形のイラスト→中央に■を集める。
左右対称、上下対称→左右か上下で同じ配置にする。
■は タテ ヨコ ナナメ のどれかで繋がっていることが多いのも手掛かりになる。
ピクロスに慣れてきたらやってみよう。
推測で埋めると間違っていることも多いから、そのあとは修正しながら進めることになるよ。
大きい数字が連続しているとき
の、
□■□■□□□□□□
これなんですけど、
□■□□■□□□□□
こっちじゃないかと思いました。
ネコさん、ご指摘ありがとうです!
□を見すぎて入力ミスしちゃったみたいです…
早速修正して文章もちょっと読みやすく変えてみました!