めもぱんだだよ。
初心者から上級者向けまで、ピクロス攻略のコツをこれ以上ないくらい分かりやすい説明で解説していくよ。
とても丁寧に説明しているから説明が長いけれども、やり方が分かれば感覚的にマスを埋められるようになっていくよ。
とても詳しく書いているから、最初から全部マスターするのではなく、段階的に覚えて、行き詰ったら次の方法を見てみよう!
説明を読んでも分からないことがあればコメントを送ってみてね。
ピクロスとは、数字をヒントに空欄を■や×で埋めていき、正解のドットイラストを導き出すパズルゲームだよ。
「ピクロス」、「イラストロジック」の呼び名が有名だけれども、「お絵かきロジック」、「ノノグラム(Nonogram)」といった別名もあるよ。
「ピクロス」は、任天堂の商標名で名前の由来はピクチャー・クロスワードの略語。
ピクロスは1988年に発案された日本のパズルゲームなんだ。
- 初心者向けピクロス攻略のコツ
中級者向けピクロス攻略のコツ
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超上級!難問で行き詰るときの攻略法
このページでは、基礎的な解き方や中級者向けの算数をあまり使わない解き方を説明しているよ。
上級テクニックや難問をクリアするための攻略方法は次のページ。
初心者向けピクロス攻略のコツ
まずは、ピクロスの基礎的な攻略方法を解説していくよ。
ピクロスの塗り方が分からない、やりたいけど全然解けない人は参考にしてね。
ピクロスの基本ルール
ピクロスは、数字をヒントに空欄を■や×で埋めるパズルゲーム。
マスの外側に数字が書いていて、上側に並んでいる数字は縦の列に並ぶ■の数を示しているよ。
左側に並ぶ数字は横の行に並ぶ■の数を示しているよ。
1つの数字は連続して並ぶ■の数を表していて、数字と数字の間には1つ以上の空白(×)が必ず入るよ。
例えば5×5マスのピクロスで、
「5」と書かれているときは「■■■■■」の1パターン
「1 3」と書かれているときは「■×■■■」の1パターン
「1 2」と書かれているときは
「■×■■×」「■××■■」「×■×■■」の3パターンのどれかが答えになるよ。
確定している■から埋めて絶対に■が入らないところには×をつける、これを繰り返して答えを導き出そう!
マスが多いほど難しく、数字が細かいほど難しい問題になるよ。
よく分からない人は、5×5など少ないマスのものから挑戦してルールを理解していこう。
全部■で埋まるラインを最初に埋める
ピクロスが始まったら、まず最初にラインを全部■で埋められるところを探そう。
5×5マスのピクロスなら、数字が5のところは全部埋められるよ。
ちなみに、ピクロスのマス数は問題によって様々だから、最初にマス数をちゃんと数えて確認しておくのが吉。
15×15だと思ったら12×12だったりする。
端のマスから■を伸ばす
端のラインのマスを埋めたら、そこから伸ばせる■を埋めていこう。
例題では、縦の「3」を上に2つ伸ばすことで3つとも埋めることができるよ。
端のマスが■で決まると埋めやすくなるから覚えておこう。
×をつける
簡単に■で埋められるマスがなくなったら、次は×をつけていこう。
■を全部埋められたラインは、■以外のマスに×をつけよう。
例題では×をつけると最後の■の場所が浮かび上がってきたね!
初心者向けまとめ
完成したイラストは「変なかたちのお花」でした。
ピクロスの最も基礎的な攻略方法は3つ
- 全部■で埋まるラインを最初に埋める
- 端の■が決まったら、そこから別のラインの■を伸ばす
- ×を忘れずにつける
ラインのマス数と数字の大きさが同じなら、そのラインは全部埋められるよ。
端の■が決まると別のラインが埋めやすくなるから、端を優先的に埋めていくと早く解きやすくなす。
×は前述のように一気につけても良いけれども、難しい問題を解くときはこまめに×を付けていかないと忘れてしまうから注意。
中級者向けピクロス攻略のコツ
本格的なピクロスを解くための攻略方法を解説していくよ。
理解しやすい覚えやすい方法を紹介。
これが使えれば、多くの問題は解けるはず。ちょっと算数が出てくるけど、まあ簡単。
数字の組み合わせで全部埋まるラインを最初に探す
数字が区切られていても、■と×の合計がラインのマス数と同じになるなら■と×で全部埋めることができるよ。
例えばラインのマス数が10マスの場合は、以下のような組み合わせでも全部埋められるよ。
「2 7」→■■×■■■■■■■
「2 3 3」→■■×■■■×■■■
「1 2 1 1 1」→■×■■×■×■×■
他にも組み合わせは色々あるから、数字が全部埋められるところを探してみよう。
計算するなら、数字の合計+数字の区切り数=使用するマス数 で求められるよ。
部分的に■で埋まるラインを探す
ラインのマス数と同じ数字でなくても部分的に■で埋める簡単な方法を2種類説明するよ。
パターンを試して特定する方法
例えば、10マスで、「8」の場合両端2マスは埋められないけれども、中央から6マス分は埋められることが決まるよ。
なぜなら、「8」を埋めるパターンは
■■■■■■■■××
×■■■■■■■■×
××■■■■■■■■
の3パターンで、どのパターンでも中央6マスは埋めなければならないからだよ。
□□■■■■■■□□
全部のパターンを試す必要はなくて、両端に寄せた2パターンだけを試して、共通する■を書けばOK!
5マスで「3」なら中央1マスが■確定
■■■××
××■■■
→□□■□□
注意点として、以下のような数字が複数あるラインでは、同じ数字で共通する■だけが確定になるよ。
10マスで「2 5」なら3マスが■確定、違う数字で重なる■は確定しない。
■■×■■■■■××
××■■×■■■■■
→□□□□□■■■□□
これより先の解き方は、どのパターンでも埋めなければならない■や×を算数で効率的に特定する方法を詳しく説明しているよ。
算数が苦手な人は、両端に寄せた2パターンで共通する■を書く方法だけ覚えればOK。
計算で特定する方法(中級編)
計算するなら、ラインのマス数-数字=両端の埋められないマス数 で求められるよ。
両端の埋められないマス以外は■で確定するということ。
ただし、この方法はラインのマス数の半分よりも多い数字でなければ使えないよ。
10マスの場合、半分は5だから6以上の数字しか確定する■の部分が見つからない。
15マスの場合、半分は7.5だから8以上の数字しか確定する■の部分が見つからない。
※マス数が少なくても使える方法は、上級編で説明。
上のピクロスでは、15-11=4マスで両端の4マスを残して中央から7マスを■で埋められたよ。
複数の数字があるラインでは■を追加できる
前述の方法は複数の数字が並ぶラインでも、マス数の半分よりも多い数字さえあれば使えるよ。
例えば、10マスのラインで、「6 1」の場合、前述の方法を使えば
□□□□■■□□□□ になるね。
「6」だから両端の4マスは埋められないけれども、中央から2マス分は埋められることが決まるよ。
さらに、□□□□■■□□□□ → □□■■■■□□□□ となるよ。
理由は「6」の右側に「1」と1つ以上の×が必ず入るから、その分反対側に■を足せるということ。
理由はあまり考えずに、とりあえず、ラインのマス数-数字=両端の埋められないマス数 で■を埋めてから、他の数字がある側と反対方向に■を追加しよう。
他の数字の数と区切り(×)を合計した数だけ反対側に■を追加できるよ。
15マスラインで、
「3 10」なら
① □□□□□■■■■■□□□□□
② □□□□□■■■■■■■■■□
「2 8 1」なら
① □□□□□□□■□□□□□□□
② □□□□□■■■■■■□□□□
×でラインが狭くなっているときも使える
×で使えるラインが狭くなっているときも同じ方法が使える。
例えば、10マスのラインで数字が「4」のとき、
××□□□□□□□× → ××□□□■□□□× になるよ。
ラインが7マスにせばまっているから、7-4=3で、7マスのうち両端3マスは塗れないけれども、中央の1マスは■になる。
計算が苦手な場合は、慣れるまで数字を実際に入れてみてどのパターンでも重なる部分を探してみよう。
確定マスまで■を伸ばす
ラインの■が1つ決まるだけで、■が確定している範囲まで伸ばすことができるよ。
例えば、10マスのラインで、1マス■が決まって、
□■□□□□□□□□ となっている場合、
「7」なら□■■■■■■□□□ となり、6マスは確定する。
「4 1 1」なら□■■■□□□□□□ となり、3マスは確定する。
■の外側にある空白マスが数字より小さい数のときは、反対側に■を伸ばせるということ。
↑前の項目で埋めた縦の■7マスから横のラインをそれぞれ伸ばした図だよ。
左から2マス目が■で決まっていたから、確定しているマスまで伸ばすことができたよ。
1の部分は外側に×を付けることができたよ。
■が届かないマスは×で確定する
■を一部埋めたら、■が届かないマスを×で確定できることがあるよ。
例えば、10マスのラインで、1マス■が決まって、
□□□□■□□□□□ となっている場合、
「2」なら ×××□■□×××× となる。
確定している■から左右どちらに伸ばしても、最大2マスまでしか伸びないから、■が届かないマスは×で確定できるということ。
例えば、10マスのラインで、3マス■が決まって、
□□□□■■■□□□ となっている場合、
「4 1」なら ×××□■■■□□□ となる。
確定している■から左には1マスまでしか伸びないから、■が届かないマスは×で確定できる。
数字が複数あるから、右側は■と×の入る場所が不明で埋められない。
上記のような問題では、横ライン「14」を13マス埋めると、縦が「3」のラインは大量に×をつけられるよ。
確定している■から上下どちらに伸ばしても、最大3マスまでしか伸びないから、■が届かないマスは×で確定できる。
■が入りきらないマスは×で確定する
残っているラインの空白マスの数より大きい数字しかない場合は、×で確定することができるよ。
例えば前項目の画像の問題では、左端が残り1マスのラインがいくつかあり、1より大きい数字しかないラインでは×で確定するよ。
大きい数字に注目する
ピクロスを解くときは常に大きい数字があるラインに着目して優先的に塗りつぶしていこう。
行き詰ったときや、新しく■や×を埋められたとき、いつでも大きい数字のラインがクリアできるか確認することが重要。
×をこまめにつける
開始直後は一気に■を埋めて後から×をつけていく方法でも良いけれども、基本的には■をつけるたびに、×で確定するところは、どんどん×をつけるのが有効。
×が1つつけられるだけで、一気に進むこともよくある。
特に「1 1 1 1」のように1が連続しているラインは1つ■が埋まればその両端は必ず×になるから、しっかり埋めていこう。
中級者向けまとめ
- 数字の組み合わせで全部埋まるラインを最初に探す
- 部分的に■で埋まるラインを探す
- 確定マスまで■を伸ばす
- ■が届かないマスは×で確定する
- ■が入りきらないマスは×で確定する
- 大きい数字に注目する
- ×をこまめにつける
ここまで頑張って説明した(;´∀`)ことを簡単に説明すると、絶対■が入る場所を埋める。絶対×が入る場所を埋める。
それだけのことサ。
大きい数字が連続しているとき
の、
□■□■□□□□□□
これなんですけど、
□■□□■□□□□□
こっちじゃないかと思いました。
ネコさん、ご指摘ありがとうです!
□を見すぎて入力ミスしちゃったみたいです…
早速修正して文章もちょっと読みやすく変えてみました!